健康一転語6 「依存を脱して、自立の精神を!」

 

  健康一転語6 「依存を脱して、自立の精神を!」 

人は、とかく、何かに行き詰まると何かを頼ろうとしたり、誰かに助けを求めて頼ろうとしたりするものです。
「人は支え合って生きるもの」であるが故に、得てしてそれは、悪い事ではありません。
また、それが救いとなって、起死回生の礎となることもあるのも事実です。
しかし、最後までそれが罷り通るわけではないのです。
依存心は、ずっとそれを続けるうちに、人の心は退化してきてしまいます。
ですから、やはり、最後は「自立、独歩」の精神が大切になるのです。
『自分の人生を自分の足で歩く』、これは自分の人生に責任を持つ、という事でもあります。
そうであるからこそ、人は一人ひとり、個性というものが与えられているのではないでしょうか?

健康においても如り、であります。

体調が悪くなると、すぐに健康食品や、サプリメントに頼る方は大勢いらっしゃいます。
その事自体、悪い事ではありません。
しかし、一番大切なのは、「そうなる前に自分で出来る一手をうつ」という事ではないでしょうか?
自分のカラダは、自分で管理するという自己管理を無くしては、健康は手に入りません。
病気になって、両手放しで「さぁ、治してね」では、決して健康は手に入らないのです。
どんな名医にかかろうとも、どんな名治療家に治療されようとも、どんな凄腕のセラピストやヒーラーの施しを受けようとも、「自分で出来る限りの努力をする」という姿勢がなくては、エネルギーは循環しないのですね。
ここを決して忘れないでいただきたい、と思っております。
「自立、独歩の精神」は、必ず、人を大きく成長させるという事を、どうかは念頭に置きつつ、日々の生活を送っていただきたいと思います。