2021/05/07
人には、様々な欲があります。
欲というのは、不思議なもので、次々に手を変え品を変え、湧いてくるものです。
それは、実は、欲というものは決して
悪いものとは限らず、「生きる原動力」でもあるからなのです。
「少欲知足」というのが、健康十訓にありますが、
欲も少ないのが良い訳ではありません。
『過ぎたる欲』こそ、悪しき作用を及ぼすだけで、
欲あってこそ、バイタリティある生活にもなるといえるのです。
においても如りです。
この『過ぎた欲』を追い求めた結果が病なのですね。
いわば、“身から出た錆”なわけです。
でしたら、“錆落とし”をすれば良いだけなのです。
この錆落としに、不可欠なのが『足ることを知る』ということです。
自分のキャパを超えた欲を削るということが、錆落としをしていることになるのです。
錆を落としてピカピカの自分へと還っていきましょう!!