健康一転語4「 人生に与えられた出来事には、一切の無駄はない 」

 

  健康一転語4「 人生に与えられた出来事には、一切の無駄はない 」 

人はとかく、目に見えて実りがない時間や出来事に対しては「あぁ、無駄だったなぁ」と後悔することがしばしばございます。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
「無駄」というのは、”役に立たないこと”であるのですが、実は、私たち自身が”役に立たないようにしてしまっている”という考え方もあるのです。
どんな些細な出来事でも、たとえ、今現在、自分が思っているような利益が無かろうとも、それに「有益性を見出す」という「観の転換」を行えば、何も無駄な事、無駄な出来事はないのではないでしょうか?
人生の全ての時間に、また、全ての出来事に「有益性を見出す」、わかりやすく言えば「人生の糧とする」という姿勢で臨めば、無駄な時間などないのですね。
むしろ、四六時中、私達に人生の飛躍のチャンスを、人格向上の糸口を与えて頂いていると思えるのではないでしょうか?

健康においても如り、です。

とかく体調を崩したり、病気になった時は、本人的にはとても無駄な時間を過ごしているかのような観があります。
しかし、人によっては、休憩の時間だったり、家族とじっくりと向き合ったり、時間を共有する時間であったり、はたまた自分自身をしっかりと見つめる、見直す時間だったりするものなのですね。
そこに、いち早く気が付き、充実した時間とするか否かは、あなた自身なのですね。
さぁ、「あぁ、無駄な時間ばかり過ごしている」と嘆いているアナタ。
自分にとって、無駄と思える時間は、何を一体、自分に教えようとしているのかを、立ち止まって考えてみませんか?
観の転換は、誰にでも可能な事なのですから…。
そして、自分の手で、有益な時間や出来事にしてゆきませんか?