2020/07/29
健康一転語18 「すべては”繋がり”の中で」
人は、1人では生きていけません。それは、誰もが周知している事実ですね。
しかし、どこまでこの事が、心根まで落ちているのでしょうか?
知っているだけで、理解している人というのは、案外少ないのかもしれません。
人は、様々な人や物、そして環境や境遇の中で生きています。
それらのものと、まるで”投網”のように織り混ざりながら、そう、「繋がり」ながら生きているのですね。
織物は、たったひと目が綻んだとしても、布全体がボロボロになってしまう可能性を秘めています。
それは、ひと目、ひと目、繋がりを持って均衡を保ちながら出来上がっているからなのですね。
私達、人間もそうではないでしょうか?
「こんな自分」「全然たいした事ない自分」と、自分を否定的にいくら思っていようとも、世界を、宇宙を織りなしているひと目、ひと目の一つであるのだ、ということを自覚する必要があるのではないか?と思います。
そして、「自分は何も出来ない」とか、「自分は一人きりだ」とか言って自己否定している人も、逆に自信満々で、「自分は一人でも大丈夫だ!」と思って自己陶酔や、自信過剰になっている人も、皆んなでこの「繋がり」というものを再確認し、敬意と感謝を示していくことが大事ではないか?と思っています。
如何でしょうか?
健康においても如り、であります。
私達のカラダは、何十億という細胞が見事に繋がりあって成り立っています。
その繋がりは、持ち主である私達が自覚出来ない部分でも連綿と続いており、それが生命(いのち)を繋いでいるということを今一度、自覚する必要があるのではないでしょうか?
「繋がり」が何であるか、理解できずとも、敬意と感謝をもって生きることが大事ではないか?と、とみに感じる今日この頃です。
がんばってまいりましょう。