2020/10/18
【 健康一転語 34 「逆境の時こそ」 】
「天譴論」というのがあります。関東大震災の後、渋沢栄一や内村鑑三が、称えていたことで、「震災は、天からのお咎め」という事です。
これは、震災に遭われた人のみならず、国民全体に言えることであるのですね。
また、渋沢栄一は、「逆境の時こそ、力を尽くさなければならない」とも言っています。
どうしても、しんどい時、辛い時は弱気になります。
それを無理くり強がる必要は、全くありませんが、次に打つ手は、全精神力を使って、
力強く踏み出さなければ、事は進まないのだと思っています。
特に、国民を治める立場の方々は心しなくてはならない、と思います。
健康においても如り、です。
病魔に侵された時、人は弱気になってしまいます。
しかし、それを嘆いてみても、自暴自棄になってしまっても、次の人生は切りひらけません。
これは、天からのお咎めか、と認識して、心強く、取り組みをするしかないのですね。
お咎めがあるという事は、「可能性があり、期待されている」という事でもあるのですね。
でなければ、いきなり見放されている事でしょう。
「何を咎められているのか?」を、真剣に考えて、真剣に取り組んでいくチャンスなのです。
カラダを治めているのは、アナタ自身以外の誰でもありません。
『逆境の時こそ、力を尽くす』、これに取り組んで参りたいと思う次第です。