2020/10/31
【 健康一転語 36 「智恵の大切さ」 】
よく、「知らずに犯す罪」という言葉を耳にします。
今は、どちらかというと、「知らなかったのだから、仕方がない」的に考えられていることが、ほとんどではないかと思います。
でも、実は、逆なのですね。
結果がわかってやる事には、自ずと制御がかかりますが、悪気なくやる事には、歯止めが効きません。
ですから、悲惨な結果を招きやすいのとともに、その責任を感じづらいのですね。(勿論、凶悪犯罪者などは次元が別ですから、一緒になさらないで下さいね)
ですから、犯す罪云々というより、「知らない」という事が罪なのです。
知る機会があるにも関わらず、知る努力を怠るという事が罪なのですね。
健康においても如り、です。
先祖代々の努力の賜物であるところの自分のカラダを、ぞんざいに扱ってはいけないのです。
また、カラダを健康に、丈夫にする為の知識や智恵を軽んじて、「自分は大丈夫」とタカをくくっていては、いけないのですね。
自分のカラダには、生まれてからの歴史だけではなく、生まれてくるために、脈々と続く家族やご先祖様の歴史も含まれているのです。
「知らなかった」では済まさないよう、日々、『知る努力、智恵を得る努力』を忘れないようにし、
自分の健康は、自分に責任があるのだという事を忘れないようにしましょうね。