諺から考える健康学 83

2023.5記 『水火を辞せず』(すいかをじせず)という諺があります。 これは、「水に溺れ、火に焼かれるような目に遭っても、それをものともしないこと。苦難や危険をかえりみず物事に取り組むこと」という意味です。 先般、G7が滞りなく終了致しましたが、対露に関する上っ面な内容で終わってしまったような気が致します。 政府発表では、「平和への大きな一歩」となった的な成果発表でしたが、大きな混乱なく無事過ぎ越せた、という現首相の安堵感だけだったのではないか!?と思ってしまうのは私だけでしょうか? ロシア、ウクライナの問題は、一方的にロシアがおかしいのか?!といえば、そうでもないと私は考えています。 もちろん、ロシア側にも多大なる非があるのは事実ですが、多くの方が思っているように、ウクライナがただ単に「イジメ」に会っているとだけは考え難いと思います。 偏向報道によって発表されている事を鵜呑みにするのはどうかなぁ、と思いますし、そもそも、偏向報道を許してしまう風潮に危機を感じざるを得ません。 正しい、正確な、フラットな報道を続けるには、まさに、「水火を辞せず」の諺通りでないとやっていけない現在の世の中ではないか?!と、私は思います。 そんな、ジャーナリズムが細々とでもいいので、あって欲しい、と願うばかりであります。 健康においても如り、であります。 真剣に病に取り組み、何とかしようと考えている方々に届く情報は、おかしな健康情報ばかりです。 「ホンモノ」と思える情報はほんのわずかにしかすぎないのでしょうか? 溢れる健康情報は、確かに全く悪いものばかりではありません。 しかし、費用対効果が全く釣り合ってきないものや、効果効能が誇大表現になっているものは後が立ちません。 (中には本当にどうしようもないものもありますが…) 水火を辞して、ホンモノの発信をしている方々はまだまだ少数派です。 ですから、そういう方々が、水火の害にあう、とも言えるのですが…。 私は、少数派であっても、たとえ何があろうとも、本当の事をお伝えし、日々の診療にあたり、また、ホンモノの機器をお造りして皆様に届け続けたいと願っております。 よろしくご指導の程、お願い致します(^^)!